動物病院税務調査3(現金管理)
動物病院は売上を現金で収受することが多いため、現金管理が徹底されているとかなり印象がよいと考えられます。
過去の税務調査では、お昼の休診時間に、レジ現金を実際に数えさせ、動物病院で認識している帳簿上の現金残高と一致しているかどうかを確認するケースもあります。
その際、帳簿上の現金残高と実際のレジ現金の残高が一致していれば現金管理が徹底されているという事で、現金関連については深く追及されないこともありました。
また、決算日(個人であれは12月31日、法人であれば事業年度最終日)の現金残高は申告書に金額が記載されるため、売上規模からみて多額の金額がある場合には現金管理がされていないとどうしても見えることから、決算日の前には現金を金融機関に預けるなどし、現金残高を適正な水準で申告されるのも印象としては良いのではないかと思います。